八木広行（土木部所属）

工事現場において工事全体の施工を管理、監督する仕事です。施工管理の４大項目は
①原価管理
工事を施工していくうえでの材料や、外注業者に支払う代金等の金銭の管理を行います。
②工程管理
工事が円滑に進むように計画を立て、日常的に調整を行います。
③品質管理
質の高い構造物を施工するうえで、最適の条件下で施工できるように管理を行います。
④安全管理
現場内はもちろんのこと一般の方にも危険が無いように管理を行います。
上記以外にも、発注者や地域住民との打合せも仕事の一つとなります。

自身の目標としては新しい事への挑戦が一番となります。色んな事を発案し会社とともに成長していければと思っています。近年では情報化施工という名前が出てくるようになり、まだ当社では実施には至ってませんが体験した事のない技術への挑戦も醍醐味の一つだと思います。

自分が選んだ理由の一つは、同じ専門学校の卒業生が入社しており会社説明の欄を読ませていただき興味を持ったことです。二つ目は自分の故郷が山間部だったため海の方面もいいかなという単純な理由です。実際入社をしますと会社には長い歴史と信用があり、いい会社だと思いました。また先輩方も親切に指導してくれたため成長することができました。

自分のこだわりはまず一つには会社の品質方針の一つでもある『より安全に、より良く、より早く』です。工事が早く終わっても、事故があったり完成したものが汚ければ発注者の信用も下がります。丁寧且つ迅速に完成できるよう努力しています。二つ目は、最近の担当する工事では安全施設に工夫をこらし一般の方の関心を高めることです。夜間に光る保安灯一つとっても周囲の現場と違うものを使用することにより事故の軽減や、昼間通る際に何をやってるのか関心を持たれるような環境作りに心掛けています。

土木工事と一言で言ってもいろんな内容の工事があります。自分も入社したての頃は、知識も少なく不安でしたが先輩方が一から丁寧に指導してくれたため現在に至ります。初めて担当した工事が完成した時の感動は今でも忘れられません。又、地域の方に「いい道路になって嬉しいよ、ありがとうね」という声をかけていただいた時は何年現場をやっていても嬉しいものです。一番のポイントは、施工した道路や構造物が半永久的に残るのもこの仕事の醍醐味です。管理をやってく上で大変なことは多々ありますが自分を筆頭に先輩がフォローしてくれるので安心してください。